プロ野球選手を目指して渡米。挑戦の日々。 | 札幌で留学・海外進学・奨学金獲得なら【SEA国際教育研究所】

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卒業生の声

2014.03.07

小野寺勇貴さん
■出身校/札幌南高校卒 2009年
■進学先/イースタンメノナイト大学(2009~2010)、グレンデール短大(2010~2012)、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(2012~2014)
■インターン/ゴールドマンサックス シンガポール支社、GLナビゲーション 東京
■就職先/ソニー
 


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<留学の動機>
 

高校生の頃の私は、現在盛んに言われている「グローバル人材」とは完全に異なる「ドメスティック人間」でした。どうして日本人なのに英語なんて勉強しなければならないのか、英語なんてクソくらえなど、本当にそんな風に考えていました。恥ずかしくも(その頃は全く恥ずかしなく・・・)英語のテストの点数は4点でした。もちろん100点満点です。英語の授業は睡眠学習の時間であり、アメリカへの関心は完全にゼロ。受験も当初は国内私立大に進学するつもりでいました。留学のことなんて頭に片隅もない、そんなところからのスタートでした。

そんな私が突如、高校3年生の9月にアメリカへの留学を決意しました。そんな状況だった私を留学へ導いた理由は1つ、野球です。私は9歳の頃からプロ野球選手を目指し、野球へ人生の大半の時間を捧げていました。高校でももちろんプロを目指し、野球部に所属し、投手としてプレイしていました。

高校野球引退後、受験勉強をしていた頃、ご縁があって現在私が最も尊敬する方々のうちの1人から、アメリカの方がプロになれる可能性が多くある、日本よりも厳しい環境で挑戦することで人として成長出来る、と聞き、その言葉を信じて、自分の目標である「プロ野球選手になって活躍する」ことを達成するべく渡米を決意し、SEAと出会うこととなりました。



留学体験記

事細かに記述してしまうと、本を1冊書けてしまいそうな程の経験が出来たと思っています。アメリカ生活は挫折と挑戦の連続でした。ここでは根幹になることだけに絞って記述します。

 


「野球での挑戦」

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これが私の人生の1番の軸であり、私を奮い立たせ、成長させてくれたものでした。合計14年間、プロを目指して挑戦してきましたが、やはりアメリカでの4年間は特別なものでした。

プロを目指してはいたものの、私の実力はそれに近いものだったのか、と問われるとその答えはNoでした。高校でもエースではなく、周りからすれば、私がプロなんてムリ、アメリカに行っても通用しない、という見方だったと思います。

私はそう思う人たちを見返したいという思いと、こんな私が本気で挑戦して成長することでプロになったら、様々な人たちの励みになる事が出来るという思いを持っていました。その思いが根底にずっとあったので、今まで自分の可能性を信じて挑戦し続けてきました。

ただ、私は目標には期限があるべきだと思っています。その期限内に達成するべく、今ある時間を大切に、全力を尽くすべきだと。なので、大学野球引退時までにプロになることが出来なければ、野球の挑戦は諦めると決めていました。

それまでに出来ることは全て実行しました。短期と長期目標を設定し、日々の練習はもちろん、自主トレーニング、コーチに相談、日米のプロ野球選手と練習させてもらいアドバイスを求めるなど、他にも多々、考え得ることは全て徹底的にやり切ったと思っています。そして、言語、文化、プレイスタイル、理論、練習環境など、日本とは全く異なる困難な環境での挑戦は、相当厳しいものでしたが、本当に私を成長させてくれたと思っています。

結果に辿り着くまでには様々なエピソードがありますが、最終的に、チームはカリフォルニア州D2リーグでチャンピオンになり、2人もプロへ指名されるという快挙を成し遂げました。そんな強いチームでプレイを出来た事は誇りに思いますが、私の目標は叶いませんでした。メジャーリーグの球団に評価され見てもらった事もありましたが、投手として球速が足りないという決定的な要因がありました。目標を達成出来なかったことに、様々な思いが自分の中に巡りました。ですが、自分で決めた事を守り、次のステップへと進む事を決意しました。その時の野球への思いはここでは語り尽くせないので、もしよろしければ、その時に野球への思いを綴ったブログがありますので、そちらへお願いします。↓

http://ameblo.jp/coron1212/entry-11536344875.html

 

「文武両道を目指して」

高校では全くしなかった勉強。大学へ入学してからは文武両道を貫くことを決めていました。アメリカのアカデミックシステムはシビアです。例え野球部のエースで4番だったとしても、通常の学生と同じ単位数と成績の基準を満たせなければ強制退部となります。

私の大体のアメリカでの毎日のスケジュールは、朝9時頃〜午後1時半まで授業、午後2時〜6時まで野球の練習、午後6時〜9時頃まで授業、その後にカフェで自習、帰宅後に野球の自主練習というものでした。

アメリカでの文武両道は予想以上に厳しく、勉強ではやはり英語が大変でした。英語が特に苦手だった私はもうひたすら修行だと思って励んでいました。最初は相手が言う事が全く理解出来ない、私が何か話せば必ず What? と返される、その繰り返し。それでも意識的に自ら積極的にコミュニケーションを心がけ、解け込めるように努力していましたが、中には厳しい野球部員もいました。Yukiは英語が出来ないからと言い、まるで相手にされない、明らかに見下されることも日常でした。でも、そんな部員がいたからこそ、毎日、闘争心を燃やして、いつか見返してやろうと頑張って来られたんだと思います。4年目の時でさえ、言われ続けました。ネイティブにすれば自分の英語力は本当にまだまだだと言う事です。これからも永遠の課題です。

 

留学で得た財産

留学を経て本当にたくさんの経験を詰み、財産を得られました。その中でも、私のこれからの人生に置いて、必ず役立つ2つの財産を簡単に記述したいと思います。

1つ目は、留学で培った私の最大の強みである「挑戦力」です。目標に向かってどんなに困難な中でも努力し続ける力と定義しています。プロになるという目標に向かって、アメリカで様々な壁にぶち当たり挫折しかけながらも努力しきった、という経験はこれからの私の人生にとって、一番の糧となり役に立つものだと思っています。今後も、私の人生目標を達成すべく、どんどん挑戦していきたいと思っています。

2つ目は「人」。アメリカやその他異国の地でご縁が出来た日本人の方々や現地の方々。海外で出会うということは、同じ日本で出会うことよりも、かなり特別なものにしてくれます。日本では決して会えないような方々ともたくさんお会い出来て、学ばせてもらってきました。そして、その方々に助けてもらったり、チャンスを広げてもらったりしてきました。また、同じ志を持つ仲間とも出会い、刺激し合って来られたことも本当に幸せなことだと思っています。今後とも、お世話になる事が多々あると思います。そんな素晴らしい方々とご縁が出来たのも、アメリカに渡って目標を切実に追って来たからです。

 

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伝えたい事

これから留学される方々もこの記事を読んで下さっているのではと思います。その方々に、私の経験から1つアドバイス出来るとすれば、それは自分の軸を1つ、もしくは2つしっかり持っておくことだと思います。希望に満ち溢れた留学も実際に渡米すると、予想通りの楽しい事がある反面、厳しく辛い事が多々あります。それにめげずに物事をやり切るには相応の覚悟と行動が必要となります。軸を持っているかどうかで、成長度合いは俄然違ってくると確実に言える、と思っています。留学をどういったものにするかは本当に自分次第です。自分次第でどうにでも出来る環境があると思います。全ては自分次第。自分のしたいことやなりたい自分像があるか、それをどれほど意識し、成し遂げたいと思っているか。たとえそれらが描けていなかったとしても、常に頭に入れて意識しているべきだと思います。日々なんとなく受け身で過ごしているだけでは物事は進まないし、生産性はありません。せっかく留学しているのならば、その経験を最大限に活かすべきだと思っています。これから留学される方々に私が1番強く言いたいのは、軸を持つ事、です。

 

これから

私の人生目標は「ロールモデルになること」です。私自身が挑戦し続けて、成長し、結果を出す事で、周りの人々に自分もやれば出来るんだと希望を持ってもらえる人間になりたいと思っています。これは私が野球をしていた頃から変わりません。自分がプロになることで多くの野球人たちに自分も頑張ればなれる、と思ってもらえる選手になりたいと思っていました。それを達成することは出来なかったので、次はビジネスで成し遂げようと思っています。一度大きな挫折を経験しても、挑戦し続ければここまでやれるんだぞ、と言える人になります。

上記の通り、今年の4月からソニーに入社する予定です。そこではマーケティング業務を担当することになっています。数年後には海外駐在をして、世界を相手に勝負したいと思っています。また、その後はMBAに進学したい、経営に携わりたい、とも思っています。まだまだ先は未知だし、可能性は広がっています。「ドメスティック人間」から「グローバルリーダー」への可能性も存分にあると思っています。これからも挑戦し続けて、必ず目標を達成してみせます。全ては自分次第です。


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