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国内と海外大学の教育文化の比較

■日本の大学と英語圏大学の入学審査の違い(2013年5月現在)

日本の大学
英語圏の大学

以下、複数の入学審査方法がある

  • センター試験(年1回)
  • 大学独自の2次試験または一般入試
  • 指定校推薦(面接・小論文・学科試験)
  • 公募推薦(特技・面接・小論文)
  • 国際系大学、学部のAO入試
    (TOEFL・SAT・面接・小論文・現代文)
    上智大学国際教養学部
    秋田国際教養大学
    慶応大学総合政策・環境情報学部(SFC)
    国際基督教大学(ICU)
    早稲田大学国際教養学部
    早稲田大学商学部秋期入学 ほか

AO入試が基本(9月、1月の年2回の入学時期)

[入試に必要な条件]
  • TOEFL/IELTSスコアの提出
  • SAT (米国版センター試験)
  • 小論文(自由題の場合が多い)
  • 財政証明書(留学1年間分の総費用)
  • 成績証明書(平均点以上)
  • 人物紹介状(親族以外から2~3通ほど)
※ただし、米国最上位ランク校(約80校)の出願には、さらなる追加情報が必要とされる場合が多い

■基本的教育文化の違い ※英語圏は北米型の大学の例

日本の大学
英語圏の大学
一般的に入りにくく、出やすい...
少子化傾向の中で定員に満たない大学も出てきている、という現実もあるが、有名校はまだまだ入りにくい
一般的に入りやすく、出にくい...
ただし4年制大学2,500校中、上位1,000校は入学も容易ではなく、さらに上位150校の志願者受け入れ率は40%程度と難易度が増す
1年次より専門課程 1~2年次は一般教養主体の学習
学部変更、編入、転学に柔軟性なし 学部変更、編入、転学の柔軟性大
形態は大規模(2年制・4年制で1,200校)
1学年10,000人以上の大学、1クラス100名以上も当たり前
大学の形態は、大型・小型・短大を含め多種多様
(米国の場合は約4,000校)

大型大学でも1クラスの平均人数は30名前後で、教授と学生の比率は1:20程度
あまり勉強をしない。最低限の課題提出や出席率を維持すれば、卒業はある程度可能
(授業を含めて1日平均学習時間4時間弱で小学生以下)
-国民生活白書統計より-
勉強をしない者は脱落する。入学許可は教育機会を与えるということであって、卒業を保証するものではないという考え方
(米国・カナダの中位ランク以上の4年制大学では、授業以外の1日平均学習時間は約4時間)
教授とのコンタクトが多くなるのは、3年次のゼミ参加以降 1年次より、アドバイザーとなる教授とのコンタクトが多い
4年目は主に就職活動や卒論作成に時間を費やす。大学も積極的に就職支援 3~4年目は専門課程。中堅大学以上では大学院への進学指導対策に積極的。就職課は存在するが、教授も含めた全学的サポ
ートはない
高校や予備校の進路指導担当者と協議し、希望の専攻と入学試験の合格率によって判断 国、地域、文化的特性を考慮
時には、高校や予備校の実績づくりが優先される場合もある 大学の規模、教育予算、将来の専攻を考慮。学校選択の際は、教養終了時の転学まで視野に入れて考える
教育サービス面を考慮しての学校選びは、あまり行われていないのが現状 米国の場合は、大学格付け会社の長年にわたる調査データ(学生数、学生の定着率と卒業率、人種構成、治安維持能力、奨学金提供率、留学生サービスの質、生活・教育サービスの質など)も重要
入学確率を考えて数校に出願。1校の出願料は日本円で
17,000~35,000円の範囲(センター試験料は別)
入学確率を考えて数校に出願。1校の出願料は日本円で
4,000~6,000円の範囲
入学までの流れ
入学までの流れ
一部の大学を除いてほとんどが4月入学 秋期、春期の入学時期がある。出願書類に不備がない場合には、出願後6~8週間で合否結果が文書で届く。留学生は入国査証獲得のため、新学期開始の8週間前までには入学先を決定する必要がある
合格通知をもらってから期限内に、入学金や授業料の支払いを含めた入学手続きをしなければ、合格は無効になる 合格通知を確保すると入学時期を1年程度の範囲で延長も可能。一部の私立大学を除いて、初年度授業料、寮費、食費は授業開始後2週間以内に納入期限を設定しているところが多い。これは一種のクーリングオフ期間と考えてよい
入学金制度は日本の大学の特徴 入学金制度なし
ほとんどの学生は自宅からの通学か、自己責任において下宿、アパートの確保が必要となる。アパート生活の場合、家具など生活基盤の確保にも費用がかかる 学生寮を完備しているほとんどの大学では、留学生や新入生に入寮生活を義務づけている。学生寮には洗濯・調理・娯楽施設があるので、個人的に用意しなければならないのは毛布、シーツ、枕、タオル類程度(現地購入)
盛大な入学式が行われる
<入ることの意義の大きさ>
入学式はなく有料制の細かいオリエンテーションを数日行う
卒業は親族・知人を招待しての家庭の一大イベント
<出ることの意義の大きさ>

■大学(高等教育機関)の種類と入学難易度

日本の大学
英語圏の大学
大学の種類
大学の種類
国立、公立、私立大学があり、主要大学は芸術学部から医学部までを有する総合大学(university)となっている。その他に、芸術や工学などの領域に特化した大学もある 4年制大学は大別すると、大学院まである総合大学(university)と大学院教育は行わないで学部教育を中心とする(college)に分かれるが、universityとcollege の明確な定義はない。
2年間で専門的な技術や専門知識を身につける短期大学や専門学校(college)なども、高等教育機関として位置づけられる 米国の短大(junior college/community college)が、4年制大学の教養部分と日本の専門学校を合体したような機能を果たしている
入学難易度
入学難易度
各大学の入学の難易度はランクによって評価される 入学難易度の面では、各大学が留学生に課すTOEFL/IELTS(英語レベル評価)やSAT(米国で現地の高校卒業生に課す英語操作能力や分析能力試験)のスコアが最も重要になる。TOEFLに関していえば、80/120 (iBT)を要求してくる大学の留学生の平均点は、それよりさらに高い
高校在学中または予備校で受ける模擬試験の結果が志望校のランクとかけ離れている場合は、合格の望みはほとんどない TOEFL/IELTSの結果に加えて、高校のGPA(平均評定)や人物紹介状も50%程度のウエイトを占める
  米国の最上位ランク60校(ハーバード、プリンストン、スタンフォード等)への入学は、教育文化が違う日本人の高校卒業者にとってはきわめて難しいことになるが、次の条件が満たされれば可能となる
  • TOEFL:100/120点
  • SAT:各分野700点以上(800点満点)
  • 課外活動の実績:芸術、スポーツ、社会奉仕、リーダーシップ
  • 費用:年間 $55,000~60,000
  平均的な日本人留学生がめざせる上位ランク校は第2ランクの約100校:ニューヨーク州立(4校)レベルが現実的

■成績評価と進級評定

日本の大学
英語圏の大学
成績の評価基準
成績の評価基準
テストや論文の評価が90% 文系ではテストと論文がそれぞれ25%。理系ではテストと実験成果がそれぞれ25%
担当教授によっては出欠を取らない場合もある。
代返、代理チェックイン可
文系・理系とも、出席率・討論参加率それぞれ25%を要する。出席率が80%を割ると、テストや論文の評定を1ランク下げる教授もいる
ゼミでは出席率が重要  
進級評定
進級評定
厳格な学年制度を取っているので、単位(特に通年型)を落とすと、たった1コースのために留年しなければならないことがある。しかし留年しても各学年2年くらい、計8年くらいまでの在籍は可能。これがいわゆる「裏表8年説」 中位・上位ランク校では、1年目の成績が一定レベル以下であると退学勧告を出すのが一般的。留学生の場合も平均点以下など、一定の基準に満たないと判断された場合は学業改善警告が文書または口頭で伝えられ、改善が見られないときは退学勧告となる。強制退学させられた学生は、同レベルの大学への編入や転校はほとんど不可能。

■大学教育年間総費用と奨学金の獲得

日本の大学
英語圏の大学
年間総費用
年間総費用:米ドル
現時点での最新情報である「平成22年度学生生活調査/文部科学省資料」から抜粋したデータによると、趣味や嗜好品の消費までを含む総経費は:
[自宅通学平均]   国立:1,250,000円  私立:1,750,000円
[自宅外通学平均]  国立:2,025,000円  私立:2,450,000円
※初期にかかる生活基盤設定費用や帰省費用は含まれない。
同じ年の米国大学最上位ランクのニューヨーク州立大学ジェネシオ校の総経費は:
授業料・・・・・・・・・・・・・・・・$14,820
教材費・こづかい・・・・・・$2,525
寮費・食費・・・・・・・・・・・・$10,960
保険・諸雑費・・・・・・・・・・$3,000
合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・$31,305
米国における子ども1人あたりの大学教育年間平均経費は21,055ドルで、日本の私立大学自宅通学とほぼ同額。米国私立大学の場合はこれに15,000ドル追加した額が予算の目安となる。ちなみに教育州といわれているミズリー、ミネソタ、アイオワでは、州立大学の年間教育総予算を5,000ドル程度少なく抑えることが可能
※米国の大学経費は年間3~5%ずつ上昇する傾向にある
奨学金
奨学金
日本で一般的な学生支援機構などの奨学金は返済義務があり、米国などでは教育ローンといわれるものにあたる 基本的には学業・スポーツ・芸術分野等の実績に対しての奨学金で、学業が平均以上であるものに対して提供されるメーリットスカラシップと、学内のパートタイムの仕事が提供されるワークスカラシップの2つがある
返済義務のない、成績優秀者やスポーツ特待生に与えられる学費免除のような制度が、米国でいうところの奨学金にあたる 留学生は語学力や学力が評価されれば、国際理解等の面で大学に貢献できる価値があるため、メーリットスカラシップの対象になり、授業料全額免除のケースもある
  奨学金提供は、学業成績優秀者に対しては大学のほうからオファーがくるが、平均的な留学生の場合は奨学金の予算配分担当者(financial aid officer)との数度にわたる交渉が大切。成績が平均的でも、クラブ活動や学生自治会などを通して学校に対する貢献が認められる場合は、奨学金獲得の可能性は大。奨学金獲得には、まず留学1年目に実績を作ることが大切

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